みそさざいの囁き(浅木ノヱの季語のある暮し)

生活の中に詩を、俳句を。季語のある暮しを楽しみます

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

筆供養

荏柄天神社 筆供養 1月25日は初天神、三大天神のひとつである鎌倉・荏柄天神社では筆供養が行われます。例年なら先駆けの紅梅の満開の下に開催されるのですが、今年の梅はまだちらほら咲き。まして10年ぶりの寒波襲来ということで、人出もそれほどではありま…

寒稽古

切絵:小出蒐 高校時代は全国大会に出場したこともある弓道少女でした。 1月に開かれる射初式や寒稽古は、身の引き締まる寒ささえどこか心地よく、普段とは異なる緊張感や華やかさに心を躍らせました。大先生の模範演技の老いを感じさせない気迫、紫の小袖を…

みそさざい

七里ガ浜の初日と江の島 コロナ禍真っ最中の長男夫婦は帰宅せず。次男は書棚から古い文庫本の「雪国」を見つけ出してきて、読んでいます。静かで、あたたかな元日でした。 2023年1月号をもって、結社誌の編集業務を離れました。これからは東京に出ることも少…